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勢いがあるうちに続きを。
横浜での検討の帰り道、クリスチャンセンの椅子に座ってみようと、 神宮前の家具屋を訪れてみる。 キラー通り(なんだこの名前・・)に面したその小さなお店には、 ウェグナーを中心とした有名デザイナーの椅子やテーブル、照明が置かれていた。 早速No.42に座らせてもらった・・・・いい。 背中へのフィット感が素晴らしく、ハーフアームの位置が絶妙だった。 「これはいいものだ!」と直感。心の中でほぼ購入決定。 その他にもウェグナーや小泉誠の椅子も試座させてもらう。 それぞれ個性があるが、さすがに名作の座りごごちはどれも素晴らしい。 小泉誠のUUチェアなんかもかなり良かった。 店長さんが色々と親切に説明してくれたのだが、 昼間のデンマーク製アンティークについて意見を伺ってみると、 言葉を選びながらも全否定される・・・。 しかしその指摘はこちらも薄々感づいていたことであった。つまり・・ そういった輸入テーブルは現地では使い捨てられていたものであって、 どんなに表面上は修復してみせても家具としての価値は低い。 ダイニングテーブルは生活の中核であり、家族の歴史を刻んでいくものだから、 きちんとしたものを入れたほうがいい・・・確かに。 お店にはウェグナー作の大きなエクステンションラウンドがあった。 無垢で作られたその机はもう肌触りからまったく別格で、 とてつもないオーラをはなっていたが、 値段のほうも別格で、残念ながら候補にはならず。 (デザイン的にも私の好みではなかったし) というわけでデンマークアンティークの路線は完全に消えたわけです。 短い命でした。 再び一からの出直しとなったのだけど、 その夜、妻の鬼検索によって運命の家具屋と出会うことになります。 続く(と思う) #
by alliumcepa
| 2010-05-25 23:16
| 家具選び
ダイニングテーブルを選びました。
この話も書くと長いのですが・・。 現在使っているものは実家のお古で、少々小振りです。 セットでついていたウィンザーチェアもどんどん壊れてしまい、 今の賃貸に引っ越す際に全て処分してしまいました。 というわけで、新築に併せてテーブルと椅子を入れることにしてます。 先週末は横浜まで足を伸ばしてラウンドテーブルを検討しました。 見せてもらったのはデンマーク製のアンティークです。 直径が110で、エクステンションすると190になります。 6人で座っても余裕がある広さです。大きさは問題なし(190が入るのかはこの時点では考えてない) 足のスラッとした感じも大変気に入りました。 なぜアンティークのラウンドかというと・・・この椅子にあわせるためです。 カイ・クリスチャンセンのNo.42。 私は知りませんでしたが、奥さんはこの椅子に前々から注目していました。 確かに美しい・・・座りやすいとの評判です。これは欲しいかも・・。 よくネットではこの椅子とラウンドテーブルが併せてディスプレイされているのですよ。 (こんな感じ) また大好きな建築家がいつもラウンドテーブル(国産のハイエンド品)をインストールするのですよね。 我々の細い家には長方形が一番とわかってるけども、 そんなこんなでなかなかラウンドテーブルの幻想から逃れられませんでした。 値段はお手頃だったのだけど、天板が「突板」というのが引っ掛かりました。 突板とは剥いだ薄い板を貼ったものです。 触感に関しては「無垢板」の吸い付くような滑らかさにほど遠い・・。見た目も決して高級ではない。 まあ値段相応というか・・機能的には問題ないからこのぐらいが分相応なのかもしれない・・・ 結局、なんだかんだ粘って考えましたが、その場では決めずにキープにして横浜を離れました。 続く(と思う) #
by alliumcepa
| 2010-05-24 00:00
| 家具選び
地鎮祭を行いました。
朝早くから近くの神社の神主さんが来てくださり、 家族と工務店の皆さんで祭事を行いました。 土地の清掃や神主さん手配は全て工務店の方がしてくださり、 我々はお供え物の準備をしただけです。 用意したものは、海の幸、山の幸、果物、御神酒、米、塩です。 海の幸は定番のスルメと昆布を供しましたが、 スルメの匂いは強烈ですね、すぐに野良猫がやってきました。 祭壇を準備し結界を張って供物を並べ終わると、 神主さんが祝詞(のりと)をあげて土地神を招き、工事の許可と安全を祈念します。 (絶対神ではなく、その土地の神様にという概念が素晴らしいですね) 祝詞の最中にそれまで良い子にしていた子供がグズグズになってしまいました。 工務店の社長さん曰く、子供には招かれた神様が見えるからだそうです。 確かに祭事が終わった後はケロッとしていました。本当に何かをみたのかもしれない・・・。 式のクライマックスは「鍬入れ」です。 円錐形に盛られた砂山に、設計者が鎌、施主が鍬、施工者が鋤をいれます。エイ、エイ、エイっと。 この役割分担が非常に興味深い・・・。 神様が帰られた後、神主さんの短いお話があり、御神酒で乾杯して終わりとなりました。 時間としては1時間弱でしょうか。 素朴な儀式ですが、自然への感謝と建設へ向けた共同意識が味わえるよい祭事でした。 子供は役目を終えた盛砂を相手に一人で砂遊び・・・ 実はこれが初めての砂遊びで、こちらもよい記念となりました。 ただ盛砂には御神酒がかけられていたので、どろんこの手が激しく酒臭く・・・。 その後は、近所の家々にご挨拶に。皆さん非常にフレンドリーで助かります。 特に土地を買う際に相談させていただいた方は再会を喜んでいただけました。 #
by alliumcepa
| 2010-05-09 00:00
| 家造り
開店休業状態だったここですが、
事態(家造り)が進み始めたので、再開しようと思います。 これからは進捗状況の備忘録にしたいと思うのですが、 ここまでに至る経過を、極々簡単に記しておこうと思います。 (時系列で記すと終わらないので結論だけ。) ・住む場所の設定 郊外でも都心でもかかる金額にそれほど差がないことに気づく。 坪単価は違うのだが、郊外の土地は大きく売りに出され、都心では狭い土地が多く売られている。 郊外の場合、最寄りの駅まで遠いことが多いが、都心の場合、駅は徒歩圏内に複数ある。 郊外の場合、買い物や移動には車が必須。車を持つ予定のない我々には無理。 都心には文化施設が多い。美術館や演奏会に平日でも自由にいける。 縁があって世界の大都市にして帝都に住むのだから、できれば東京らしい歴史のある町に住みたい。 (ここでいう都心は所謂「都心」ではなく、漠然と東京の中心部ということです。メトロが走ってる場所?) 郊外型の住宅(いわゆるハウスメーカーが宣伝している家)には初めから興味がなかった。 整地され綺麗に区画分けされた住宅街は味気ないと感じていた。なぜならそういう町で育ったから。 ・必要な広さ 子供のいる家族で生活する際に必要な面積は、80平米(25坪程度)ぐらいと言われている。 となると、建築面積は2階建てで12坪、3階建てで8坪くらいからか。 ・マンションについて 駅近のマンション物件は、中古でも高すぎて手がでない。 駅から離れれば当然値は下がる。しかし、それでは車を持たないといけない。それでは意味がない。 集合住宅は上下左右の住民に気をつかわないといけない。楽器を弾くのは難しそうだ。 よほど立地のよいマンションでないと、20年後30年後の資産価値に期待できない。 ・建売住宅について 間取り・仕様が選べない。必要のないもの(風呂にテレビとか)が装備されていたりする。 どんな施工をしたのかわからない。姉歯事件後に法整備がされたとはいえ、この不況下でローコスト住宅は危険である。 ローコストといっても、それほど安いわけではない。 (実際、土地+建物の現在の見積もりは、近辺の建売物件にちょっと足した程度である) ・意識の問題 住居を買う経験は人生でこれ一度しかないのだから、色々勉強して色々知って色々考えたい。 (後で文句いわないためにも、とことん考えておきたい) 自分たちの価値観・人生観を具現化できる数少ないチャンス。 ・どうやって探したか(土地)。 ネットを使って多数の不動産会社にエントリー。物件情報をメールで送ってもらう。 電話での応対はめんどくさいので、メールの受信のみ。電話攻勢は徹底的に無視した。 Yahooやgooの不動産情報もこまめにチェックした。(結局ここでみつけた) 興味のある物件があったら実際に見に行く。多くの物件を見ることは目や感覚を養うために重要。 ・興味をもったが進展しなかった物件の例 場所:江東区・駅近・南西(?)角地。20坪くらい? ダメだった理由:細い私道に囲まれている(私道はトラブルの温床である) 0メートル地帯で軟弱地盤。近くに運河があった。値も決して安くは無かった。 ・決めた土地 場所:城西地区(山手線内側) 広さ:55平米弱(16.6坪)・・・本当の狭小土地。建坪率60%,容積率160%。 形状:長方形。北に公道(狭いが普通車は通れる)。南と東は住宅建設予定。西は廃校(近年中に公園化の予定) 購入理由:住居専用地区、閑静、文教地区、街に歴史あり、駅近、大都市へ徒歩圏内。 もともと建売物件として売り出す予定だったので、その土地には建築確認がおりていた。 (更地であっても、法律上新たに建築できない土地があったりするらしい。東京の狭小地に多いとか) 心配したこと:なぜ売れ残っていたのか(3区画とも全てが)。どうやら道が狭いので、車を頻繁に使う人が敬遠したかららしい。 実際、我々の購入とほぼ同時期に残りの区画も売れ、それらの隣地には先行して新築が建っている。 調査:販売していた大手不動産会社にお願いして区役所に調査にいってもらう。 自分たちでも近隣の住民の方々に質問にいく。質問した人がみな親切で町を愛しているのが決めてとなる。 ローン:メガバンクから借りられるだけ借りた(当然、団信付き)。残りの生涯全てをかけて返還予定。 #
by alliumcepa
| 2010-04-28 00:00
| 土地探し
その物件は山手線の駅から徒歩圏内(10ー15分)にありました。
まだ着工していないなので更地のままでしたが、 南向き角地で周囲の道も結構広い。近くに大きな病院や図書館もある。 今思い返しても決して悪い感じはしません。 問題なのは、周りが住宅街ではなく(住宅はありましたが)、「準工業地域」ということでした。 別に工場地帯というわけではないのだけど、様々な用途の建物がありました。 その土地に隣接する建物も、小さな工場の社宅か待機所という感じでした。 (準工業地域では容積率・建坪率が緩和されるので、 住宅地よりも大きい建物を造ることが可能です。 しかし周辺に商業施設や巨大なマンションが建つ可能性もあります。) やはり値段が高い。自分たちの総予算ぎりぎりかそれ以上だったように思います。 (といっても、準工業地域なので住宅地よりは坪単価は低かったはず) また、いくら駅に近いとはいえ、その駅を利用して職場にいくのは不便だったし、 その駅の周りにも魅力がなかった。(山手線内でも最も地味な駅の1つでしょう) 山手線内側ならともかく、外側だし・・。 総合的に判断して、心の中でゴーサインが点滅しませんでした。 (私は直感論者で、自分の内の声というのを結構尊重します。) 煮え切らない我々の態度に業を煮やしたのか、営業マンの押せ押せ攻勢はますます激しくなり、 「山手線の駅から歩けるなんて信じられないですよ!」 「これは本当にお得な物件なんです!」 「こんなのありえないですよ、実際!」 と興奮気味に営業トークを炸裂させてきました。 (不動産で「お得」「滅多にでない」「希少価値の高い」「マル秘」という枕詞は挨拶替わりです。) ここで我々がきっぱりと「興味無し!」と断ってしまえばよかったのですが、 自分たちの判断にもいまいち自信が持てず、(なにせ初めて土地をみたので)、 「仕様が・・・」「間取りが・・・」と、可能性を残すようなことを言ってしまいました。すると、 「この近くに建設会社の事務所があるので、そこで仕様変更ができるのか相談をしましょう!」 とさらなる攻勢が。 「初めてなので勉強させてください」レベルから、 「買うか買わないか」のレベルにまでいつの間にか来てしまいました。 「是非是非!すぐですから!」というので、 「まあ観るだけなら・・」とまたまた車に乗り込み事務所へと行くことになったのです。 その事務所はなんと練馬にありました。 #
by alliumcepa
| 2009-09-16 00:04
| 土地探し
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