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ジョブズ氏逝去
重い病気であることはわかっていましたが、突然の訃報に驚きました。これだけ世界を牽引していた人がふっといなくなってしまうと、末端の庶民であっても心細くなります。 私はいわゆるMac信者ではありませんが、iPodには長らくお世話になっているし、なにより大学時代にはじめて買った(買ってもらった)パソコンがMacでした。その一体型のPerfoma5410で、マウスの操作や設定の基本を覚え、そしてインターネットを初めて体験しました。そのころのMacは大変不安定で頻繁にフリーズしていましたね。そのため途中からWindowsに乗り換えたのですが、OS-Xが登場しMacが復調した際にPowerBookを購入しました。これはアメリカ滞在中だったので、キーボードはアメリカ仕様(つまり日本語が書かれていない)で左右対称の美しいものです。無線LANが搭載されていないので、今は動かしていませんが、美しいフォルムのケースは今みてもため息がでるほど美しいです。 改めて書くことでもないですが、ジョブズのカリスマの源はクリエイティブに徹したことにあります。大学をわずか半年で中退し(つまり高卒)ヒッピーな生活をしたりもしたそうですが、若いころから飽くなき「New」への探求をやめませんでした。天才的な発明はしませんでしたが、新しい技術をどうやってそして美しく製品化するかの洞察力は天才的だったと思います。氏の開発陣への駄目出しと要求の高さは徹底していたそうで、その成果がiPodであったりiPhoneであったりするわけです。中途半端なものを造っては購買者を惑わし、そして安易に撤退を繰りかえす日本企業の経営陣には、是非この姿勢をお手本にしてもらいたいものです。 クリエイティブ・・よい言葉です。私自身、少しでもクリエイティブな仕事をしたいと思っていますが、凡人にはなかなかそうはいきませんね。しかし誰でもできることや、誰がやっても同じことや、ただのルーティンワークに安住せずに、新しいことを探求する姿勢は失いたくないものです。ジョブズの残した名言に、 「方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず本当は重要ではない1,000のことに『ノー』と言う必要がある」 というものがあります。重要ではない仕事が渦のように回っている職場で、この言葉を深く噛みしめています。日本人はハードワーカーだと評価されてますが、クリエイティブな仕事はほんの一部で、どうでもいいこと、やらなくてもいいことにパワーを削いでいることが大半だと思います。そしてそれに対して皆がそれほど不満に思っていない、もしくは仕方ないとあきらめている・・・家族や趣味にかける時間が明らかに削られているのにもかかわらず・・・異常です。そういう社会でノーをいうことは勇気がいることですが(一種の叛乱ですから)、そういうときには、 「今日死ぬかもしれないとしたら、今日すべきことは本当に大切なことなのか?時間は限られており、無駄にドグマに捕らわれたり、他人の人生を生きてはいけない。」 という氏の言葉を思い出して前を向くようにしています。まあ実際はなかなか難しいのですが。 有名なスタンフォードでのスピーチをリンクしてみます(youtube埋め込みに初トライしました)。初めて観たときも非常に感動・・そして共感したのですが、ジョブズが亡くなった今、改めて観ると特に一番最後の「死についての覚悟」はグッとくるものがありますね。 ご冥福をお祈りします。
by alliumcepa
| 2011-10-06 20:12
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